お墓を購入しようと思ったら、まずは宗旨宗派を確認してください。墓地によっては、宗旨宗派が決まっているところがあります。
また寺院墓地の場合は、檀家になりその宗派に入ることが多いです。
お墓を購入する場合、墓石選びももちろん大事なのですが、墓地選びも慎重に進めたいところ。立地条件についても、しっかりと確認してから判断したいものです。
静かで落ち着いたところが良いのか、それとも賑やかな場所の方が良いのか。
また、交通の便についても確認しておきましょう。墓地によっては、駅から無料送迎を行っているところもあります。また、駐車場の有無や、設備などについても確認しましょう。バリアフリーであったり、水道施設が完備されているところもあります。
寺院墓地は、墓石の形状に制限があることが多いですが、永続性に安心感があります。
公営墓地は、募集が不定期ですし申し込み条件に資格制限がありますが、墓地使用料や管理料が比較的安いといった良さがあります。
民間墓地は、永代使用料や管理料が高めであることが多いですが、墓石のデザインが自由なところが多いですし、申し込み資格に制限もなく、いつでも申し込むことができます。
お墓を購入する場合、必要になってくるのが墓石代と工事費、そして、墓地の所有者に支払う永代使用料と管理料です。
永代使用料は墓地によって異なりますが、都心部よりは郊外の霊園の方が価格が抑えられています。
また管理料についてもそれぞれ異なっていますが、こちらは数千円〜一万円くらいになっているところが多いようです。
寺院墓地の場合は、他に寄付が必要になってくることもあります。
お墓は、区画が広くなればなるほど必要な石も多くなる為、墓石代なども高くなってきます。そういったことも考えながら、墓地選びをしてみましょう。
また、墓地によっては石材店を自由に選べるところと選べないところがあります。
まずは、お墓の情報をたくさん集めてみましょう。比較しながら良いと思うところをいくつか選び、実際に見学してみます。
見学する時は、予め墓地の管理者に連絡して予約しておくことをお勧めします。
次に、石材店に足を運びます。
こちらの希望を伝え相談。その際、親身になって相談にのってくれるところがお勧めです。
また、実際に建墓して数年経ったお墓を見せてもらうとより安心できます。
墓地が決定したら、墓石についての話し合いを進めて行きます。
石の種類や形、サイズ、デザインなどを決め、契約へと進みます。
契約が行われると、さっそく工事が始まります。
時期などにもよりますが、お墓ができるまでに3か月くらいかかると思っていると良いでしょう。